


折板屋根から放射される輻射熱を内側のサーモバリアSが反射することにより輻射熱の影響を大きく軽減します。
これにより体感温度が低くなる効果があります。
折板屋根の下に軽量鉄骨で下地を組み、その下にサーモバリアS(不燃認定品)をタッピングビスで軽量鉄骨の下地に取付けます。
※高所作業もしくはローリング足場の設置が条件となります。
従来、折板屋根の熱対策として遮熱塗装が広く行われてきました。遮熱塗装は太陽の熱を反射し折板屋根の温度を大きく低下させる工法として多くの工場、店舗で採用されてきましたが、その効果が出たり出なかったりとばらつきが発生していました。
スカイ工法は輻射熱の反射に優れたアルミ箔を使用したスカイシートを取り付ける工法なので、作業者の技量の優劣、作業時の天候に関係なく均一な遮熱効果を発揮します。また、折板屋根特有の雨漏れを防ぐ効果もあるため、一度の施工で熱対策と雨漏り対策が同時に行える画期的な工法です。
弊社の折板屋根下工法では、従来の方法とは違い、地震や強風などの自然災害、
および老朽化が引き起こすサーモバリアの落下を防ぐことが可能です。
梁の上部に折板屋根を取付けるためのタイトフレームを取付けた状態です。
サーモバリアの1㎡あたりの重量は290g/㎡になります。この荷重を参考に下地鋼材のサイズ及び強度を設定ください。
※改築の場合の下地鋼材の取付け方は下記動画をご覧下さい。
ジョイントは専用ガラスクロスアルミテープで張合わせていきます。折板屋根との空間が反射空気層となります。
サーモバリアのジョイントと梁との取り合い部分を専用ガラスクロスアルミテープで貼り合わせます。これで完成です。
天井を設ける場合は、天井上部(サーモバリアの下の位置)に断熱材を施工するとより効果的です。
※天井を設けない場合は、サーモバリアS(不燃認定材)をご使用ください。