


スレート屋根、折板屋根の暑さを軽減する工法です。 古くなったスレート屋根・折板屋根の改修工事として、屋根の上に新たにガルバリュウム鋼板を被せる「カバー工法」時にサーモバリアを取付ける工法です。
既存の屋根の上にサーモバリアを敷き、その上からカバー工法のガルバリュウム鋼板を取付けます。
こうすることで太陽に熱せられたガルバリュウム鋼板の熱を反射し、室内の温度上昇を抑えます。
夏の暑さを低減することはもちろん、冬の寒さ対策にもなります。
冬は室内の暖められた温度が外部に放出され室内が冷え込みます。
サーモバリアを屋根に取り付けることで夜間に放射冷却現象で放熱される室内の熱を抑える働きにより室内温度の低下を防ぎます。
古くなったフレートはアスベストを含むため、取り外す場合膨大なコストと手間が掛かるため取り外すことが困難です。
踏む抜けによる落下防止として安全ネットを屋根の上に敷き込みます。
安全ネットの上からサーモバリアを取付けます。カバー工法のガルバリュウム鋼板をスレートに直に取付ける工法でも有効ですが、胴縁下地を取付け空気層を設ける工法は更にサーモバリアの効果が得られます。
サーモバリアの上からガルバリュウム鋼板を屋根全体に取付けます。
棟のガルバリュウム鋼板を取付け雨仕舞ができれば完成です。